石なぐの 石の大石 なるまでも うかきぶせみしょり 我御主がなし
石投子(石なぐ),戲也。石投子之歌,實琉球之國歌。[一]琉歌所歌,曰「國祚王統長久,至小石長成大岩」,此乃君主治世之讃。然此歌實與古今和歌集之君之代類同。君之代所歌,「我が君は千代に八千代にさざれ石の巌となりて苔のむすまで」。[二][三]
- ↑ 渡久地、二百九十有九頁至三百頁
- ↑ 島袋・翁長、二頁。
- ↑ 阿波根、四百卅有八至四百卅有九頁。
- 渡久地政宰『日本文学から見た琉歌概論』(武蔵野書院、一九七二年)
- 阿波根朝松『集成琉歌新釈』(沖縄タイムス社、一九七六年)
- 島袋盛敏・翁長俊郎『標音・評釈 琉歌全集』第5版(武蔵野書院、一九九五年) ISBN 4-8386-0026-7